会社設立に必要な書類

会社を設立する際は、複数の書類を整えて法務局へ提出する必要があります。
正確に準備しなければ設立手続きが滞る可能性があるため、事前に把握しておくことが大切です。
そこで今回は、会社設立に必要な書類について解説します。
■定款
定款は、会社の基本的な運営ルールを記載した書類で、会社の憲法とも言える存在です。
記載内容には、目的・商号・本店所在地・発行可能株式総数などが含まれます。
■印鑑届出書
会社設立後、会社実印を法務局に届け出る必要があります。
印鑑届出書は、この届け出に使用する書類で、設立登記申請と同時に提出しなければなりません。
■印鑑証明書
設立時の代表取締役が個人として提出する書類で、本人確認の役割を果たします。
市区町村役場で取得でき、通常は複数部必要となります。
■資本金の払込みがあったことを証明する書面
会社設立時の資本金が、発起人名義の口座に払い込まれたことを証明するための書類です。
通帳の写しや、ネットバンキングの明細などで対応します。
■登録免許税の収入印紙貼付台紙
会社設立には、登録免許税がかかります。
その納付を証明するために、収入印紙を貼付した台紙を提出します。
■登記申請書
法務局に提出する会社設立の主要な申請書です。
会社の名称や所在地・目的・役員などの基本情報を記載します。
■登記すべき事項を記した書面またはCD-R
登記に必要な内容を記録したもので、法務局がデータとして処理します。
電子データとしてCD-Rで提出するのが一般的です。
▼まとめ
会社設立には、定款・印鑑届出書・印鑑証明書など、さまざまな書類が必要です。
書類の内容に不備があると、設立手続きが受理されない恐れがあるため、準備を万全に整えておきましょう。
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会社設立後も継続してサポートしますので、税理士をお探しの方はぜひご相談ください。